アルク児童英語教師養成コース: 2010年3月アーカイブ

アルクの児童英語教師養成コース。

児童英語教師のための基礎知識は最初の2ヶ月を費やして学習しますが、ついにその2ヶ月を修了しました。

これまでのテキストでは児童英語教師に必要な知識がそれぞれの分野の専門家や先輩方の視点から語られ、繰り返しの中で徐々に深く理解できる構成になっていました。

だから先に進めば進むほど新しい知識が出てきて迷子になってしまう学習ではなく、先に進めば進むほど理解が深まり、児童英語教師としての心構えが自分のものになってくることを実感することができるようです。

基礎知識編の総仕上げとして、レッスンを構成するアクティビティを学びました。

この章は、レッスンの中で実際に使える様々なアクティビティの完全なマニュアルとして構成されています。

たとえば代表的な絵カードを使ったアクティビティが紹介され、その対象人数や年齢、ねらい、指導項目、用意するもの、進め方などがまとめられていて、さらにバリエーションや指導上の注意を含めた記述があります。

絵本を使ったアクティビティの紹介では、単語や表現の定着に使える絵本や、レッスンのテーマに合った絵本とその活用法などが詳しく語られ、この部分を読むだけで、実際のレッスンに様々なツールを活用するアイデアが湧いてきそうです。

歌やチャンツを使ったアクティビティの紹介では、歌詞にあわせたジェスチャーや身ぶりの参考になるものや、手遊びの例。それらの活動をレッスンのどのような場面で有効に使っていくかというアドバイスなどがありました。

はじめて聞くようなゲームや読み書きのアクティビティなど、実にバリエーションが豊富ですね。
テキストに載っているものだけでもかなりの量ですが、掲載されているのは「代表的なもの」だけということですから、児童英語教師がレッスンのために用意しておかなきゃいけない引き出しの数というのは、かなりの量になりそうですね。

付録として掲載されていた「指導の悩みQ&A」や「季節のイベントカレンダー」にざっと目を通し、ようやく児童英語教師養成コースの2ヶ月目が終わりました。

6ヶ月の通信講座ですが、ここまででもかなりのボリュームだったと思います。

さて、ココから先はレッスンプランの作成など、より実践的な内容になっていくようですよ。

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さて、「指導力を磨くための英語力トレーニング」のテキストでは、前回の確認テスト終了後、「準動詞」「後置修飾」「比較」「仮定法」なんかをおさらいしました。

中学や高校で学んだ英語をおさらいできる、いい機会です。

たとえば仮定法では、以下のような文が例として出て、

I wish I could speak English better.

こんな解説が、

I wish のあとに canの過去形couldが使われていますが、これは過去のことを表すのではなく、現実離れしたことを過去形で表しているのです。

そして子どもに教えるときのポイントとしては、「絵本や物語の中での使用を例に、児童に使い方をイメージさせてみてはどうでしょう。」なんて記述がありました。

こんなふうにして、自分の英語力のおさらいはもちろん、子どもに英語を教えるときのポイントについても実際に考えながら、英文法のおさらいを進めているところです。

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今日は「教材・教具」について学びました。

教材・教具はなぜ必要なのか?
という導入部から入っていきます。

教材とは、学習のために編集された体系的なもの。
教具は、学習効果を促すために使用される道具。

という区切りになるそうです。

教材や教具を導入するメリットとしては、たとえばワークブックやプリントなど、書き込む作業をして持ち帰り、保護者から褒めてもらえる可能性が高いということだったり、教材・教具を使うことで、静かに座ってひとつのことをやり続けることが難しい子どもでも集中できる、ということだったりします。

他には教材・教具の種類や使い方。教材・教具の選び方。教材・教具を手作りする場合は。教材・教具の注意点などをテキストで学びました。

購入方法や手作りの方法。どのような教材が長持ちするか。レッスンでの効果的な使い方など。
短い文章の中に、様々な要素がつまっていました。

アルクの児童英語教師養成コースをはじめて最初に見た「DVDのサンプルレッスン」でも使われていた手作り教材なども登場したりして、児童英語教師がレッスンに使う教材・教具が立体的に学べたように思います。
 

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今日はバイリンガル教育の視点から、英語教育(児童英語教師)について学びました。
アルクの児童英語教師養成コースのテキストは、各分野の専門家が書いたそれぞれの著書の要約が読めることもあり、実に広い視点から英語教育について考えさせられますね。

ここでいうバイリンガル教育とは、たとえばカナダのようにフランス語圏と英語圏で成り立つ国で、2言語に堪能な人材を育てるために行われる教育などを差します。

カナダでは幼児から大学までの教育機関でバイリンガル教育が盛んで、バイリンガルの教育先進国と呼ばれているそうです。
日本でもいくつかのインターナショナルスクールで2言語を計画的に使う教育法であるイマージョン教育を使ったバイリンガル教育を行っており、ここでの成果が注目されているようです。

家庭でも学校でも社会でも日本語(母語)を使う子どもに英語を教育するのと比べると、バイリンガル教育では「自分が何人であるか?」といったアイデンティティにかかわる部分もあり、学校や各種機関の連携などが必要となります。
日本人の子どもが日本に住んでいれば自然と日本語が伸びる環境は整っていますが、海外からの日本に来た子どもたちにとって母語の発達は必ずしも整った環境であるとはいえないからです。

テキストでは、1言語だけを使用するより2言語以上を使いこなす人の方が、いろいろな立場・視点から物事を見たり考えたりすることができるバイリンガル教育のメリットを受けられるようにすることが、英語教育でも目指したいところであると結んでいました。

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今日は「カリキュラムとレッスンプラン」と題されたテキストを読んでいます。

まず最初にレッスンプランなどを決める前に、教育目標や基本方針について考えます。
小学校や英語教室などでは、あらかじめ決まっているのがほとんどですが、自分なりに”どんな子どもに育って欲しいか?”を考えておけば、児童英語教師としてどんなふうに活躍したいか?とか、それにはどこでどんなふうに(小学校なのか?フランチャイズなのか?自営なのか?など)教えたいのか?などがハッキリしますね。

自分の子どもに英語を教えたい。
ということだけを見ても、子どもがどんなふうに育ってほしいかを明確にしておいたほうが、短いようで長い子育て期間中、迷うことが少なくて済むと思います。

私の場合は、そうですね。
子どもには自分の考えを持ったり、人とコミュニケーションをとることの楽しさを教えて、周囲の環境に流されてストレスを感じることのない大人になって欲しいと思います。
それって、自分が子どものころ、それから大人になってからも苦労したことなんですけどね。
今は自分もそういうストレスがなくなったので、変に力んだりすることなく、自然に子どもに伝えていけるんじゃないかと思うんですよね。

 
自分でカリキュラムを作ってみる

このあと、目標や方針にしたがって自分でカリキュラムを作ってみる課題が出ました。
自分で決めた教育の目標や基本方針に基づいてレッスンのカリキュラムを決めるわけですから、イメージが湧きやすいですね。
プランが小学校低学年に向けてのものか?高学年か?によっても内容は違ってきますし、英語学習暦があるかないかとかにも気遣ってプランを作成していく必要があります。

テキストでは実際のレッスンで起こる様々な想定外の出来事に対する対応例がいくつか載っていて、なるほど、こういうふうにすればいいのか!と感心させられることが多かったです。

英語教育がトラウマにならないように(笑)

カリキュラムの例はこんな感じです。

テーマ:自己紹介
取り扱う表現:Hi. I'm ... Nice to meet you. My birthday iks in ...
取り圧合う単語:A/a - Z/z / 1-20 /January ...

その他、好きな食べ物嫌いな食べ物であるとか、毎日すること毎日はしないこと、などと様々なテーマが考えられるわけですが、これを見ていてあることを思い出しました。

私は小学生くらいのころ英語教室に通っていました。
教室では世界地図を使ったアクティビティとか果物の絵カードを使ったものとかを経験した覚えがありますが、実を言うと英語の表現としては、たったひとつしか覚えていませんでした。

それは、「I'm sorry to be late.」です(苦笑)

私は英語のレッスンによく遅刻していたらしく、遅刻するたびに皆の前でこの言葉を言わされ、席に着くことが多かったのです。
それが私には屈辱的で苦痛をともなう記憶となって、今でもハッキリ残っているのです。

こういうときは、できるだけ前向きで楽しい表現の英語を覚えていけるようにしたいですね。

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今日は認知発達についてまなびました。

子供が生まれてから言葉やコミュニケーション能力を身に付けていく方法には諸説があって、1つの正しい解釈があるわけではないようです。
テキストでは複数の心理学者や言語学者の説を引用しながら話を進めているのですが、具体的な例もあって抽象的になりすぎず読み進めていくことができました。

しかし理解が難しい内容ではあるので(誰も正解を知らないわけですし)、実際の教育現場で経験がある人の知見なども挿入されていたら、もっと分かりやすかったかな?と思いました。


(0歳~2歳くらい)
 五感を使って世界を知る段階。形・色・触覚・音・味などを通して作られる。

(2歳を過ぎるころから)
 言葉の発達を含め、徐々に直感によって世界をとらえる段階。電車に乗っていると、まわりの景色の方が動いているように思う。

(7歳くらいから)
 数が論理がわかる。りんごの絵を見て足し算がわかる。

(12歳くらいから)
 目の前に具体的なものがなくても論理的な思考ができる。


たとえば最初に紹介された認知能力の発達論では、上記のような発達段階が例としてあげられていました。もちろんテキストではもっと詳しく解説されていますが、ちょっと難しいですね。

自分が子供のころどうだったか?
覚えてれば分かりやすかったんですが(笑)

子供は親や周囲の人とコミュニケーションしたいという動機によって言葉を習得していくということなので、前回の「母語の習得過程を英語教育に活かす」とからめて理解するようにしたいと思います。
 

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アルクの児童英語教師養成コース。
テキストの内容も、だんだん本格的なものになってきました。

まずは外国語学習が母語を学んだ過程とは全く別のものであることをハッキリさせ、次に「外国語をうまく教えるにはどうしたらいいか?」という視点で、多くの外国語教授法を紹介しています。

今日学んだのは、過去に一般的に行われてきた様々な指導法。
それらのものに、どういった批判が集まったのか。
改良されたり、新たな教授法が登場しては、また次の批判や改良が行われ・・・。

こうした経緯を見ていると、外国語を教えるということが一筋縄ではいかないということがわかります。
指導法は簡単でも、実際の役に立ちそうもないもの。
外国語の実力はつきそうだが、指導する方に高度な知識だったり経験が求められるもの、など。

どれも一長一短で、現在ではそれぞれの良い点を採用した折衷的な教授法・指導法が一般的になっているようです。

テキストではさらに、次のような実際の指導法の解説が続きました。

「音声の指導」
反復練習、早口言葉、歌、チャンツ、シャドーイング

「聞く練習」
TPR、リッスンアンドドロー

「話す練習」
パターン・プラクティス、オーラル・ディクテーション、レシテーション、ロールプレイ、スキット、ショウアンドテル、ストーリーテリング、インフォメーションギャップ

「文字指導」
フォニックス、ホール・ランゲージ

「読む練習」
カルタ取り、音読練習、リードアンドルックアップ、ジグゾー・リーディング

「書く練習」
なぞり書き、書写、メッセージ書き

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さて、アルクの児童英語養成コース第3週から5週までの間では文を作る基礎になる文法のおさらいをしました。

この週でポイントとなったのは、「文型と語順」「時制」「助動詞」「受動態」の4つです。

児童英語養成コースのテキストでは、文型は第2文型と第4文型、そして第5文型のポイントをおさらいします。他動詞など目的語が必要な動詞についても復習して、語順について子供に自然に教える場合のポイントを勉強しました。

そのほか、時制や助動詞・受動態についてもおさらいしたんですが、テキストの要所要所で、レッスンの中で子供に教える場合のアドバイスを明確にしてあるのが参考になりましたね。

たとえば受動態を使うときのポイントとして、以下のような例文がありました。

Mr.Miller is a kind teacher. He is liked by every student.

英語では話題になっているものを主語にして、古い情報から新しい情報へと流れるので、たとえば以下のように、

Mr. Miller is a kind teacher. Every student likes him.

と、Every studentという新たな情報(人物)が、先に登場したhim(Mr.Miller)より先にくると、話題がスムースに流れないそうです。

そういうことから、子供に話をするときも、古い情報から新しい情報となるように気をつけよう。というのが「子供に教えるときのアドバイス」として載っていました。

文法関係の学習は少し緊張しますね。

最後に確認テストをして第3~5週の学習を終えるわけですが、このテストは児童英語教師養成コースの「修了条件」と資格申請のときの基準となるので、ちゃんとやらなければなりません。

児童英語教師養成コースの「修了」の基準は50点以上ですが、「小学校英語指導者資格の申請」の基準は確認テスト全6回の合計が7割以上(420点以上/600点)となります。(他に講座後半に行われるレッスンプランなどの提出や評価も加わります)

中学・高校で学んだことのおさらいだけとはいえ、講座修了後の目指すところが高ければ高いほどこのテストは緊張しますね。

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今週は、子供の母語習得過程の研究から分かった事実を分かりやすく学びながら、その知識を子供に英語を教える際に活かす方法について勉強しました。

アルクの児童英語養成コースをはじめて1ヶ月が過ぎましたが、特に自分の子供が言葉を覚える過程と重なるこのテーマは、なんとも感慨深いものがありました。

形があって覚えやすい名詞から入って、動詞など感覚的な理解が必要な言葉を覚えていくこと。
1語文から2語文、3語文へと少しずつ自分の意思や欲求を推測できる言葉になっていくこと。

1歳か1歳半くらいからモノを表す言葉をしゃべり始めた我が子の姿が重なります。
最初は果物のことを「キ」(カキを最初に覚えたみたい)と言って、果物を食べたいときは全部「キ」と言っていたのに、いつの間にか「パパ とっちゃった(泣)」なんて自分のオモチャを取り上げられたと思って泣きながら訴え始めたときとか、思わず抱きしめたくなる我が子の成長ぶりに思いをはせながらテキストを読んでいました。

母親が子供に接するときは、1回では覚えられない幼児の記憶力を直感的に察知していて、理解を高めようと自然に繰り返しながら言葉を発していることなど。そういった事実と、子供に英語を教える際のポイントを分かりやすくまとめていました。

また、子供は8歳くらいまでは感覚的で、具体的な動作や絵、音声などを使った学習が適しているそうですが、9歳くらいからはやや理論的になって、分析的思考が強くなっていくそうです。
だからそのころから文字や文章を使った学習を取り入れていくのがいいだろうとか、実際のレッスンに使える手法と、その理由が明らかになっていく感じがしました。

意味はわかっていても発話しない「沈黙の期間」がある、ということは、自分の子供を見ていてもよく理解できました。
たしかに、親の言っていることを子供が理解している!と発見できたときは、驚きとともに感動を覚えるものです。
テキストでも、海外で小学校に通い始めた我が子を観察した筆者の体験談が書いてあり、最初は「yes no OK bye」というような決まり文句だけで話していたのが、数ヶ月たったある時から急にきちんと英語を話すようになったときのエピソードなどが載っていました。

こうした子供が言葉を習得する過程をきちんと知っていれば、子供に英語を教えるときも、どんなふうに教えたら効果的なのかとか、実際に発話はしてくれないけど実は子供の頭の中で理解が進んでいる期間なんだなと、楽しみに待つことができそうです。

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